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知る

on Jul 08 2026

【REPORT】備後オープンファクトリー(2/2)

2026年5月12日〜5月14日に広島県で開催された、備後オープンファクトリ―。前回はDENTOとTSUKAMOTOをご紹介しました。

今回も引き続き、備後オープンファクトリーでtokonoスタッフが訪問したブランドを通して、備後の家具づくりの魅力をお伝えします。


KOKOROISHI(心石工芸)

広島県福山市のソファ専門メーカーである心石工芸。

厳選した素材と飽きないデザイン、そこに熟練職人の技が相まって、上質な国産ソファを届けています。

今回の備後オープンファクトリ―では、各工程を体験できる、体験型の工場見学をおこなっていました。

布の裁断機械。布によって伸び縮みの仕方が様々ですが、その適性を見極めて裁断します。

 

ソファに使われる革は、職人が一枚ずつ傷などを目視でチェックします。

小さな傷でも発見し、そこを避けて、無駄なく素材を活かしきります。このような地道な作業が素材のロスの軽減と高品質なソファづくりに繋がっています。

革を縫製し、ソファ各部の角を美しく作るためには、素材の適切な場所を薄くする必要があります。

難しい加工も手を抜かないからこそ、細部まで美しい心石工芸のソファが完成します。

様々な工程を経て各部材ができ、いよいよ張り込み段階へ。熟練の職人が手際よく張地を部材に張り込みます。

私も張り込みを体験させていただきましたが、やってみるとこれがとにかく難しい。

布の縫製の端の向きひとつで見栄えが変わると教えていただき、完成度の高さに隠された強いこだわりを実感しました。

1台ずつ、製造日が刻まれます。

 

素材にこだわり、細部にまで気を配った丁寧な加工を経て、心石工芸のソファは生まれているのだと改めて感じました。

1つ1つの商品に、使う人の気持ちをとことん考え、「色々な楽しみ方をしてほしい」というこだわりや思いが込められています。

使うほどに愛着の湧いてくる高品質な心石工芸のソファを、ぜひ体験してみてください。

+KOKOROISHIブランドページ


備後のものづくり

婚礼箪笥で栄えた府中のメーカーは、そうした文化の衰退に合わせて新たなものづくりを模索し、互いに切磋琢磨してきました。

海も山も近いという自然環境、長い家具産地としての歴史、それらが相まって、現在の備後のものづくりは支えられています。

それぞれの会社が独自に戦うのではなく、産地として手を取って盛り上げていこうという姿勢。多くの職人の皆さまの努力に胸を打たれ、頭が下がる思いになりました。

私たち tokono はこうした職人の皆さまの思いを届けることができるよう、努めて参ります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


あとがき

今回の備後オープンファクトリ―では、交流会も実施されました。

各社が持ち寄った景品が当たるミニゲームでは豪華な景品をご用意いただき、盛り上がりました。

工場見学では聞きづらかったことや製品のこだわりなどのお話を、リラックスした雰囲気で伺うことができ、大変良い機会でした。

この場を借りて、お礼申し上げます。